草月会富山県支部燿の会

代表者代表 立野  藍
発足日2016年4月
会員数43名(2023年4月)

 燿の会は2016年4月発足。役員会・研究会を開き、草月流いけばなに積極的な姿勢で取り組んでいる。
 燿の会前代表・故喜多野瑛は、富山県芸術文化協会設立メンバーである岡崎星秀師の流れを汲み、師の助手として45年以上の長きに渡り指導を受けた。その間、国際交流基金よりアフリカ5カ国をいけばな指導訪問。また、富山県芸術文化協会からブラジル・ハンガリー・モナコへ会員と共に文化交流に参加。
 燿の会では定期的に燿の会いけばな展を開催。これまでに、陶芸作家・黒田泰蔵氏やガラス作家・安田泰三氏等の作品に花をいけ、空間全体を演出することも手掛けている。会員それぞれも高校・企業でのいけばな指導や店舗ディスプレイ等と活動の場を広げている。その他、富山市総曲輪・まちスポとやま(ギャザリングスペース)、また岩瀬・馬場家(旧馬場家住宅)でのグループ展を行った。2019年のグループ作品・2020年個展で、草月流の国内外で催された画期的かつ話題性のある展覧会に贈られる「草月作品賞」を受賞。
燿の会会員は創作する喜びを感じながらのいけばな展の他、講演会・講習会を企画運営し、芸術文化の振興に寄与したいと願っている。